「平和ってなんだろう?」

8月6日、9日は何の日でしょうか?

忘れてはいけない原爆の日ですよね。

今日は、絵本を通してゆき組(3歳児)、つき組(5歳児)にお話をしました。

絵本の内容は作家中川ひろたかさんが、広島の原爆で亡くなった自分の伯父、被爆者となった自分の母の体験を伝え、こどもたちへ問いかけるお話です。

お話の内容は難しかったのですが「本当にあったお話なんだよ」と伝えると最後まで真剣に見ていたゆき組。

 

<つき組 5歳児>

つき組は読み聞かせ後、「平和って何?」、「今は平和か?」、「どうしたらずっと平和なのか?」と子ども同士で話し合いを行いました。

「平和」と聞くとなかなか意見が出ず悩む子どもたち。

もう一度、絵本に描いてある豊かだった町が「原爆」が落ちて、真っ黒な絵に変わるページを見ると「かわいそう」、「嫌なお話」と少しずつ思いや気持ちを口に出すようになってきました。

そこから「どんなことがあると嫌な気持ちになるのか?」質問を投げかけると「お友だちと喧嘩してしまったとき」、「戦争をしてたくさん人が死んでしまったとき」、「おいしい食べ物が食べられなくなった時」と意見が出るようになりました。

つき組が思う「平和」は「喧嘩をしないこと」、「喧嘩をしてもすぐ仲直りをすること」でした。

 難しい内容でもいろいろなことを感じてしっかりと考え、みんなの前で発表した子どもたちは素敵だなと思いました。